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第9回世界華商大会・金融Forum

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組織委員会|組織委員会ごあいさつ

主席

黄 耀庭

1924 年孫文先生は帰朝を前に神戸で大アジア主義の演説をして日本と中国・アジアとの共同繁栄の祈願を残し、神戸港から祖国に戻り、翌年北京で不幸にも逝去されました。ご高承の様に先生は生涯をかけて中国の現代化を地球的スケールで構想し、その実現に尽力を惜しみませんでした。その夢を支えた多くの日本人との交流は神戸はじめ各地で伝わっています。孫文先生の構想は僅か100 年の時間で以って中国大陸において世界に冠たる広大な高速道路網や鉄道網、三峡ダムや大港湾建設として結実しています。この様に先進国の対外協力を得て、短時間で成し遂げられた祖国の現代化は世界各地で生活する私達華僑・華人の悲願でありまた誇りであります。

祖国では辛亥革命以来幾多の試練を経て民族の目標である『和諧社会』 実現に向け並々ならぬ努力を傾注してきました。1991 年に当時のリー・クァンユー首相の提唱によりシンガポールで始まった体制の違いを越えて、グローバルな経済人のネットワークを作り、華人の地位と経済力の向上を図り、国際経済の繁栄を目指す波は、アジアを発し北米・オーストラリアを巡り再びアジアに回帰し、今日の中国と東アジアの興隆に大きな貢献をしています。

この度、第9回世界華商大会を神戸・大阪で開催する栄誉に浴し、その任の重さに関係者一同身が引き締まる思いです。日本在住の私たち華僑・華人が団結してこの永輝ある任務を遂行するに際し、政界、官界、経済界、文化界、学術界等の広範な支援を頂戴した結果、ここに第9回世界華商大会後援会の設立をみましたことは誠に心強い限りであります。

『以和為貴(和を以って貴しと為す)』を提唱した聖徳太子が遣隋使を送って千四百年後の2007 年、アジアと縁の深い神戸・大阪で東アジア経済共同体の萌芽とも言うべき民間交流を成功させることは私たちの歴史的使命だと考えております。今後とも皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。

実行委員長

蒋 暁松

待ちに待った2007年がやってきました。我々がプロデュースする「2007日本中華年」の様々なイベントが華々しく開催される年です。

当組織委員会が組成された2005年11月頃は、政治的に日中関係が厳しい環境にありました。その状況下で、歴史ある世界華商大会実行委員長の職責は私には重たいものでございましたが、再三にわたる関係者の皆様の強い懇請を得て、微力とは存じつつ、日中関係の良化に少しでも役に立てばと考え、就任したことを思い出します。

2006年も環境は変わらず、逆風下ではありましたが、民間の団体として、文化、経済等の交流を行うことで、世界中の華僑・華人と日本人とがより理解し合える場を作っていこうと考え、世界華商大会の精神をより広く広めるために中華年のコンセプトを打ち出し、様々な努力をしてまいりました。

安倍総理大臣の訪中をきっかけに、戦略互恵関係が強化されつつある現在の両国の関係は大変喜ばしく、また、折しも本年は日中国交正常化35周年にあたり、その友好ムードを反映して様々なイベントが日中両国で計画されています。
我々はそれらの流れに加えて、民間の団体らしく、また、「2007日本中華年」「第九回世界華商大会」の基本的な思想である『国を越えて、人と人との関係を重視する考え方』に則り、時勢に左右されない、華僑・華人と日本人との相互理解、交流の意識、つまり「和の心」を定着させる活動を行いたいと考えます。

今までのご協力に感謝申し上げますとともに、これからも「2007日本中華年」「第九回世界華商大会」への積極的な参加と関心をお寄せいただきますようお願い申し上げます。